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「白髪染め」のほかにも、「おしゃれ染め」、「ヘアマニキュア」…など、ヘアカラー剤には、いろいろな名称のものがありますよね。まず、これらの違いからご説明しましょう。
ヘアカラー剤で一般的なのは、1剤と2剤を混ぜて使うタイプのもの。
ジアミン系の色素中間体と過酸化水素が化学反応を起こすことにより、髪の毛の中で発色します。
このタイプのヘアカラー剤は、色素中間体の種類によって「白髪染め」と「お洒落染め」に分けられます。
脱色すると、日本人の髪は赤みが出やすいため、ちょっとマット系にして茶色味を出すのが特徴。
一方、「白髪染め」の場合は、黒をベースに少し茶色味を出します。こうした一般的なヘアカラー剤は、髪のパサつきが気になることも・・・
そこで、次に「ヘアマニキュア」が開発されました。
これは、タール系の色素を薬液によって毛に浸透させるもので、脱色はしません。
だから、毛を傷めることがないのです。
しかし、タール系の色素でも刺激を受ける人はやはりいます。
そこで、植物系の成分を探した結果、インドやエジプトで使われていた「ヘナ」の色素が「白髪染め」に使われるようになりました。
ただ「ヘナ」は、白髪がオレンジ色っぽく染まるだけ。
黒髪のような強い色が出るわけではありません。
つまり、「ヘナ配合」をうたった白髪染めで髪が黒く染まったとしたら、それは純粋な「ヘナ」ではないということです。
そうした問題が表面化したため、2006年、国民生活センターが、ヘナ配合をうたった白髪染めを調査したところ、100%の「ヘナ」はわずかだったとのこと。
実際は、冒頭で説明したような、ジアミン系の色素中間体を「ヘナ」に混ぜている商品が多かったのです。
もっとも、100%の「ヘナ」であっても、色の種類やニオイ、使用後の髪がごわつき等、ご要望を頂くことも・・・
そこで新しく開発されたのが、「クチナシ」を配合したクリームタイプです。
「クチナシ」の色素は一般的には黄色ですが、抽出を続けていくと、青の色素も出てくることがわかりました。
そして、この青色と黄色の2色を混ぜると、白髪染めに最適なブラウンになるのです。
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