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髪の毛が黒いのは、メラニン色素によるものです。
メラニン色素を作るメラノサイト(色素細胞)は、もともと人間の神経細胞から分化したもの。
だから、メラノサイトは神経細胞と同様に、精神的な影響をとても受けやすいのです。
そのため、心労やストレスが多い生活を続けていると、メラノサイトの機能が低下して、白髪になりやすくなります。
ストレスには自分で感じられるものもありますが、今の時代は、自分で気づかないストレスに蝕まれていることも。
その中でも、髪に最も大きなダメージを与えるのが「夜更かし」によるストレスです。
というと、「私は夜型人間だから、夜更かししても大丈夫。
睡眠時間も足りてるし…」などと思う方がいらっしゃるかも知れません。
でも、問題は睡眠時間にあるのではなく、夜遅い時間帯に起きていることにあるのです。
なぜならば、人間はそもそも夜行性ではなく、昼行性の生き物だからです。
夜中まで店が開いているなどという環境になったのは、長い人類の歴史の中でもここ30~40年のこと。
それ以前は、太陽が昇ったら目覚め、沈んだら眠る生活を何万年も続けてきました。
そのため、自律神経の働き方にも、次のような昼行性のリズムがあります。
まず、昼間には交感神経が働きます。
外界からの刺激に対して即座に反応できるよう緊張状態が保たれるので、細胞は酷使され、新しい細胞が作られることはほとんどありません。
一方、夜間は副交感神経が働き、眠っている間に、傷ついた細胞を修復したり再生したりしています。
髪の元となる様々な細胞が作られるのも、そんな夜間。だから、遅くまで起きていると髪のトラブルが起きやすくなるのです。
髪の健康のためには何時ごろに寝るのが良いのでしょうか?
髪に栄養を運ぶ毛細血管の血流が最も良くなるのは、夜10時から午前2時。
この時間帯には眠っているのが理想的です。10時は無理でも、12時には寝たいものですね。
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