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更年期を迎えつつある肌は、とても敏感で乾燥しやすくなっています。それでいて、お顔のTゾーンはテカリ気味で毛穴も目立ちニキビもちらほら。敏感になっているときの基本は、「しすぎない事」。
洗いすぎ、こすり過ぎ、パッティングしすぎ、などなど、やりすぎに注意。シンプルなケアほど、肌の回復力をきちんと高めてくれます。
1.フワフワ洗い
肌を水で濡らしてから、軽く泡立てた石鹸でやさしくなでるように洗います。
2.サラサラ流し
石鹸の泡が残らないように、ぬるま湯で優しく流します。シャワーを直接あてずに、手のひらでさらっと流すのがポイント。
3.フンワリ拭き
柔らかい清潔なタオルで、やさしく肌を包み込むように水分を拭きとります。
1.タップリ化粧水
化粧水は、手のひらにたっぷりとり、肌になじませるようにつけます。つけた後に、手のひら全体でやさしく頬や額を包み込むように抑えると(手パック)浸透性が増して、潤いがキープできます。
2.保湿ケアのコツ
乳液・美容液・クリーム(いずれか一つでOK)は、顔全体にやさしくなじませるように塗ります。Tゾーンがべたついていたり毛穴がめだつ場合には、べたつかない乳液か美容液を使用します。目もと・口元は特に小じわが出やすくなりますので、美容液かクリームをさらに軽くたたき込むように重ねて塗ると効果的です。
乾燥対策は「水分補給」に目が行きがちですが、必要な栄養素をいきわたらせる「血のめぐり」が悪化すると、水分と皮脂バランスが崩れます。
さらに血行不良は肌の代謝も悪化させ、老廃物もたまりがちに。
まず血行を促進させ、老廃物の代謝を促し、肌のターンノーバーを正常に戻すことも大切です。
片手で反対側の頭部を持ち、首の筋が延びるよう傾ける。肩に軽く手を置き、反対側に引っ張る。気持ちいいと感じる強さで5秒間停止。左右に行う。首周りの血流、リンパの巡りを改善して透明感のある肌に。
人差し指と中指で耳を挟むように「チョキ」をつくり、ななめ上へ向かってゆっくりスライドさせる。これを3回繰り返す。耳周りにはリンパの流れをアップさせるツボがたくさん。肌のくすみが気になる時に。
親指を頬骨のくぼみにひっかけ、指を上に引き上げる。人差し指と中指をこめかみに添えて軽く指圧する。イタ気持ちいい強さで3秒間押し、手をはなす。3回繰り返す。
3セット終わったら、耳の裏から首の下、肩先まで手のひらを滑らせ、5回ほど繰り返す。反対側も同様に。老廃物を流すことで顔周りのたるみ、むくみもスッキリ。
▲ 11月は「れんこんとうなぎの甘辛煮」です ▲
耳周りをほぐしてリラックス。二重あごにも◎
耳を囲むように4本の指の腹をのせ、クルクル円を描くように押しながら揉みほぐす。3秒間を3セット。 耳周りのリンパの流れを促すことで、頭部の血流がアップ。
なぞるだけで血流アップ!たるみのない小顔へ
5本の指の腹を、耳周りを囲むようにあて、頭頂部にむかって持ち上げる。頭皮がしっかり動いているのを確認しながら、3回繰り返す。頭皮クリームを使うとすべりがよく◎。