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うなぎは夏のものというイメージがありますが、本来の旬は冬で、これからの季節こそ脂の乗りが良くおいしい時期です。うなぎに含まれる「亜鉛」は毛髪の成分であるケラチンを生成するために必要な栄養素ですが、体内で生成することが出来ないため、食物から摂取する必要があります。
また、レンコンも亜鉛やカリウムや鉄分などのミネラルが豊富。他にも粘り成分である「ペクチン」は消化を助ける働きがあります。それから、切り口が黒ずむ原因となる「タンニン」はポリフェノールの一種で、その成分には抗酸化作用や抗菌作用があるので頭皮にも良いと言われています。身体を温めたり、美肌効果、風邪予防など様々な効果がある食材です。冬に向かう季節の変わり目には、髪にもしっかりと栄養が行き渡るようにバランスの良い食事を心がけましょう。
材料(2人分)
うなぎは高価ですが、うなぎ丼などをするとき少量残しておいて冷凍しておくと、うなぎを使った一品をさっと作ることができます。
味が濃いので、小さく刻んでごはんに混ぜても美味しいです
食育インストラクター、キッズキッチン認定トレーナー。庄司 史扇(しょうじひとみ)先生レシピ提供や親子・子供向け料理教室を主宰。忙しいお母さんでも簡単で美味しく栄養価の高い料理を提案しています。