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秋は抜け毛の多い季節といわれています。その原因は実は「夏」にあります。
髪は一本一本に寿命があり、その寿命は、男性が2~5年、女性は3~7年と言われています。髪は寿命が終わると、移行期(2~3週間)、休止期(3ヶ月)を経て抜けますので、秋の抜け毛は、約3ヶ月前=つまり夏に活動を停止した髪ということになります。
昨今の夏は特に暑く、冷たいものやビールなどがよく売れています。エアコンで体を冷やし、冷たい飲み物でも体が冷えてしまうことも多いのではないでしょうか。さらに日中の猛暑、寝苦しい熱帯夜と夏バテを感じられる方も多いと思います。
このように夏バテや体調を崩すことでも、3ヵ月後の抜け毛は多くなります。
基本的には、夏の暑い時期は自律神経の副交感神経の働きによって、体を休める時期として過ごすべきなのです。 抜け毛を少なくするためにも夏にあまり無理をしないようにするべきでしょう。
次の季節の髪と頭皮のために、ヘアケアとマッサージを怠らないようにしましょう。
1ホコリや汚れを浮き上がらせるため、乾いた髪をブラッシング。
2シャンプーをよく泡立てます。泡立てネットなどを使用するときめの細かい泡ができます。
3ぬるめのお湯(40℃くらい)で髪をしっかり濡らしてから、頭頂部に泡立てたシャンプーをつけます。
4指の腹を細かく動かしながら、頭皮を動かすようなイメージでしっかりもみだし洗いをします。
5髪の毛には力を入れず、根元から毛先に向けて、泡をなじませるように手ぐしで梳くようにしてください。
6すすぎは、洗いよりも倍の時間をかける意識で、きっちりと落とします
1トリートメントは普段より多めに髪の毛全体になじませ、お湯で濡らして固く絞ったタオルを巻くか、ヘアキャップをかぶって5分蒸らします。
2トリートメントを頭皮につけるのはNG。毛穴を詰まらせる原因になります。
蒸らしたあとは、しっかり洗い流しましょう。
1髪の傷みや乾燥が気になる場合は洗い流さないトリートメントを使いましょう。栄養を浸透させ補修する効果のあるものがお勧めです。
2濡れた頭皮は雑菌がつきやすいので、必ずドライヤーでブローします。冷風と温風を切替え、乾いたときに髪の毛に熱が残らないようにすると、熱による傷みも防げます。
▲ 7月は「ホタテとたっぷり野菜の中華いため」です ▲