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私たちはニオイに敏感です。それは、ニオイの脳への伝達方法に理由があります。
ヒトはニオイを嗅ぐと、鼻の奥の嗅上皮という粘膜のなかにある嗅毛でニオイの元をキャッチし、電気信号として嗅神経を伝って「大脳辺縁系」に届きます。
大脳辺縁系は人間の脳の中でも原始的な部分で、感情や記憶などに結びついています。
脳は、自分の身体に良くないものは不快なニオイと感知し、好ましいものは良い匂いと判断します。嗅覚は、身体に害のあるものを避けるための本能的な感覚として備わっており、ニオイで自分にとって好ましいかそうでないか判断しているのです。
そのため、
不快なニオイのするものに対しては好感を持てません。それは、ご自身に照らし合わせてみても実感として理解できるのではないでしょうか。ニオイは脳にダイレクトに働きかける感覚なのです。
汗をかいて放置していると不快なニオイに変わってしまいます。汗は体温調節のために皮膚の上に発汗されますが、皮膚の表面にいる常在菌(皮膚常在菌)によって分解され、ニオイ物質を発生させてしまうのです。つまり汗をかいたらそのままにせず、すぐに拭き取ったり洗い流したりすることがニオイ予防に役立ちます。
頭部の皮膚は他の部位の肌に比べて汗腺が多く、また汗をかいても拭き取ることが出来ないので、汗のニオイのもとが残りやすくなっています。しかも自分では気が付きにくいニオイでもあります。「もしかしたらニオってるかもしれない…」と、心配になりますが、その前にしっかり皮脂汚れを除去するようなケアをしましょう。ニオイの予防はベタベタした皮脂汚れを残さないこと。だからこそ毎日のシャンプーが大切です。
しかし、“やりすぎ”は禁物。
成分が強いシャンプーを使い続けてしまい、皮脂をとりすぎてしまうと、頭皮の潤いが奪われ余計にベタついてしまうことも。これは頭皮が奪われた水分を補おうとして毛穴からさらなる脂を出して潤いを与えようとするためです。潤いを奪わず、毛穴の奥から皮脂をしっかり落とすことを心がけましょう。
感知すると「不快だ」と思うニオイがある反面、好きな香りを嗅ぐと良い気分になったり、リラックスできたりします。上記でご説明したようなニオイを感知する仕組みを使ったのがアロマテラピーです。香りの伝わる大脳辺縁系は、視床下部や大脳新皮質とも神経同士の連絡が密であり、ホルモン分泌や内臓の働ききなど生理機能、免疫、知的活動なども嗅覚の影響を受けると考えられています。
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ニオイのもとは頭皮トラブルの元にもなります。秋に抜け毛が増えてしまうのを防ぐためにも、日々のケアはとっても大切。いい香りに包まれながら夏のヘアケアを楽しみましょう!