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インタビュー 第7回 櫻田厚さん (1)


わたしの「イキイキ・ワクワク・ありがとう」

櫻田厚さん 他人の幸せが、そのまま自分の幸せになって返ってくるんです。-櫻田 厚さん

第7回目のお客様は、皆さんにもおなじみの存在である「モスバーガー」の櫻田厚さん。街中で、ホッと寛げる空間を提供してくれるモスの思いや信念は、櫻田さんの原体験にルーツがありました。他人の喜ぶ顔で自分も喜ぶ、という櫻田さんのシンプルな精神は、そのままモスバーガーに携わる全ての人へと浸透していったのです。全国のモスに共通してあふれる思いから、世界へと目を向ける未来の姿まで、櫻田さんならではのお話を、本社オフィスでたっぷりとうかがってきました。


櫻田厚さんプロフィール


シャンゼリゼ通りにモスを


パリのシャンゼリゼ通りにモスバーガーを――初めて聞いた人には何のことか分からないかもしれませんが、これは私の夢なんです。7~8年前にパリを訪れたとき、フッと浮かんだのですが、それからずっと抱いています。

ルイ・ヴィトンの本店があることでも有名なので、ちょっと足を運んでみたんです。たまたま工事中だったのですが、防護フェンスにもキレイに旅行バッグの絵が描かれていて、驚きました。世界的ブランドの誇りと、ホスピタリティのようなものを感じたんです。少し先にある仮設店舗は、日本人のお客さんでにぎわっていました。

日本人も多いし、オシャレでシックなこの一角にふさわしいバーガーショップはモスに違いない、という自信を持っています。また、そう思うことで背筋を正しいているような効果もあります。


たとえば、1階は20席ぐらいの広さにして、楕円形の小窓をつけよう。2階はゆっくりできるカフェのようにする。そして窓から外を見ると、モスのフラッグが揺れているようなつくりはどうだろう、とか、いろいろなイメージを浮かべてみるんです。

ギリシャのパルテノン神殿のような外観にしたらどうだろうか、とか。パリジャンの間でも、話題になってくれるんじゃないかな、とか思い浮かべてみるんです。また、パリにこんなモスがあるよ、と日本人の間にも口コミで広がっていけば最高ですね。


そうやって、世界中のどこにいてもモスという空間で寛いでほしい。この計画は早くて3年、遅くても5年以内には達成したいと思っているんですよ。今、アジアでも200店舗以上を展開していますが、ヨーロッパでもいつか必ず、できれば、パリのシャンゼリゼ通りにも。こんな風に、イメージするだけでも何かワクワクしてくるから不思議ですね。


私はわりと、直感や感性を信じて行動する方かもしれません。たとえば新しい店舗を開くとき、調査データも活用するし、重視します。しかし、それだけでは型どおりのことしかできないような気がするんですね。いつも同じ結果になってしまうのではつまらないですよね。唯一、そんなデータを超える要素だと思っているのは、感性です。そして、自分の感性を信じることができる信念も必要ですね。

上手くそれらがミックスされたとき、他とは違ってオリジナリティあふれる結果が生まれると信じています。もちろんそんな感覚を持って生まれた人もいるのでしょうが、私はといえば、たくさんの人に会うことでいろんなことを学んできたと思うのです。いろんな人に会って、そのときしかできない話をする。聞きたかった、いろんな質問をする。同じ質問をしても、自分の思いもかけない答えが返ってくることがある。

それが頭の引き出しにスッと入り、いつか役立つときが必ずくるんです。そんな瞬間に出会うことが何より大事ですね。


転機となった父の死と言葉

そうやって多くの人に会っていると、父が遺してくれた言葉が頭をよぎります。「偉い人になるな、立派な人になれ」。「偉い」と「立派」の違いはどこにあるのか、よく考えるし、考えさせられる場面も多いです。

「偉い」というのは本来素晴らしいことなのだろうけど、「偉そう」、「偉ぶる」など、一歩間違うと皮肉のような響きをもっていわれてしまいます。そこには「横柄」や「横暴」などのように、違うネガティブな言葉への連鎖も含んでいますよね。ただ偉いだけでは、「裸の王様」のようでダメなんです。

一方、「立派」という言葉の中に私が見出すのは、「素直」や「謙虚」などの気持ち。本当の人格者をイメージできます。仕事柄、多くの人と会って話をする機会に恵まれていますが、本当に「立派」な人は、年上であっても私の目を見て「櫻田さんは……」と語りかけてくれる。

しかし、「偉い」だけの人は「君はねぇ……」といった態度で接してくる。それだけでも、全然違いますよね。そんな人は、やはりそれだけの人だな、と思ってしまいます。そんなところから、最近になってやっと、少しずつですが父の言葉の意味と重みが分かりかけてきたんです。


実は、この父が亡くなったことが、私の人生で最大の転機だったんです。17歳の高校生のときでした。当時通っていた進学校では、ほとんどの生徒が大学受験をしていた。普通なら、私も間違いなく大学へ進学していたでしょう。

しかし、父が亡くなったことで、母が働くことになり、私も家計を助けるためにアルバイトを始めたのです。それから、いろんな飲食店で働きましたが、すごく楽しかったですよ。仕事はもちろんのこと、諸先輩方と毎日のように語りあって、社会のイロハを学びました。

実はハンバーガーを初めて食べたのも、この時期なんです。外国人の多い横須賀のスナックで。18歳のときで40年以上も前ですから、周りにもほとんど食べた人がいなかったはずですよ。そのときはまさか、バーガーショップの社長になるなんて想像もしてなかったですけど、今思うと、不思議なものですね。

その後、いったん企業に就職しましたが、21歳のときに叔父が開業したモスバーガーに入ります。働いていたおかげで、新しい場所にもスッと入れました。高校を卒業してからの3年間は、いわば私のベースとなった期間のような気がしますね。最初は成増にある1号店で、バイトからのスタートでした。


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