健康講座 「自律神経」について
髪の健康を考えるとき、ストレスは重要な要素となります。その中で、自律神経に関して説明いたします。人間の各組織は、一日の中、一年の中、常に同じ物体ですが、同じ状態という事はありません。一日中で昼間は、自律神経の中で、交感神経が体を支配します。血液は、太い筋肉・内臓に集まり、敏倢で食べたものを早く消化してくれます。どちらかというと緊張状態と言えます。この時太陽に十分あたり活動を活発に行なうことが大切です。気温では寒い時、冬は交感神経は活発であまり疲れません。また夜は副交感神経が身体を支配します。血液は末梢に集まり、眠り始めの子供たちがボーと赤くなるのはこのためです。食事も寝る直前ですと、胃での消化に時間がかかり、負担をかけることになります。副交感神経は夜10時から夜中2時までがピークとなり髪やお肌に栄養が運ばれています。この時体制としては、リラックス(寝る)することが一番ですが、現代人としては難しいでしょう。しかし12時までには是非おやすみになってください。この昼・夜のバランスがくずれると一種のストレス状態となります。常に夜更かしをしていることが当たり前と感じている人も多いでしょう。無意識にストレス状態になっています。対策では気分転換をすること、(特に運動をして)午前中太陽に5~10分あたること。できれば自然に接することも大切です。ストレス社会と現代は言われますが、自分から改善できるのです。