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美人手帳2012年6月号

 
  そもそも、なぜ梅雨の時期になると髪に変化が起きるのでしょうか?

髪は「水」に影響を受けやすい『タンパク質』でできています。
そのため、雨で湿度が高まると髪はグングン水分を吸収。
特にキューティクルがはがれているダメージ部分は、
他の髪よりもたっぷり水分を吸収してしまうため、膨張してうねりを
起こします。

髪や肌に最適な水分量は60%ですが、右図のように梅雨から夏にかけて
上昇するため、正常な水分バランスを保つことができません。

その結果、髪全体にうねりが広がることになります。

さらに、強い紫外線や、エアコンの乾燥と外気の湿気が
繰り返されるこの季節は、髪にとって大変厳しい環境。
美しい髪をキープするためには、適切な対処とケアが必要です。
  
     
  梅雨時、もっとも困るのが「うねり」。
朝必死にブローしても、昼にはもと通りなんてこと、ありませんか?

髪は乾くときにクセがつくので、夜、いかに髪をまとまった状態にして
おくかがポイント。
つまり前日の「形づくり」が重要になります。

シャンプー後ざっと髪をふいたら、洗い流さないトリートメントを
髪の中間から毛先につけ、手ぐしで下に引っぱりながら
風を当てて乾かします。

トリートメントも、ドライヤーも「常に上から下へ」が基本。
毛先は痛みやすいので根本から、乾かしていきます。

最後は冷風に切り替えて、ツヤ感をアップ。

また、うねり髪におススメなのが「ヘアアイロン」です。
はねやすい頬から顎にかけてのゾーンに滑らせておくだけで、
翌朝のスタイリングが決まります。
  
     
 

 

湿気を含んで、髪がぺちゃんこ。スタイリングが思うように決まらない…。

そんなタイプのあなたには、頭皮の「毛穴ケア」と、
顔周りの「ふんわり感」づくりが大切。

皮脂汚れが詰まったり、血行が悪化すると、頭皮の老化が進んで、
毛穴がゆがみ、ハリ・コシが失われた貧相な髪に。
シャンプー時に頭皮マッサージを行い血行を促進、地肌を清潔に保ちましょう。

トリートメントは、つけすぎると髪が重くなるので、
傷みが気になる毛先部分を中心に。

また、熱いお湯での洗浄は乾燥するためNG。
38℃~39℃くらいの温度がベストです。

最後に、ドライヤーは下からあおるように当てるのがポイント。
髪が頭皮に対して90度になるよう手ぐしですきながら、根元が立ち上がるように乾かします。

スタイリングにはムース、スプレーなど軽いタイプのものを選ぶとよいでしょう。

 
  
  広がりやパサつきの原因は「ダメージと乾燥」。
もともと荒れたり乾燥しているために、湿気をたっぷり吸収して
膨張してしまうのです。

対策は、しっかりトリートメントケアすること。シャンプー後に
トリートメントをした後、ホットタオルで5分。

さらに、ドライヤー前にはオイルタイプのトリートメントを
しっかりなじませてから乾かしましょう。

ドライヤーは、ボリュームが出過ぎないよう、頭頂部から、
髪をおさえながら指を左右ジグザグに動かし、根元と内側に
しっかり温風を当てて乾かします。
  
   
  ■ツヤをだしたいとき
豚、猪、馬毛などのブラシを使いましょう。


獣毛は油分を含んでいるため、髪にツヤを出すには最適。豚は髪が
絡まりやすいため、ロングヘアのブローに。
猪はもっとも毛質が硬く、耐久性があるため永く愛用できます。
髪質が細くコシがないタイプの方は、柔らかい馬毛を選びましょう。

■ハリ・コシをだしたいとき
ナイロン製のブラシがおすすめです。


毛先が丸型のナイロン製は、頭皮を傷つけず適度な刺激で
マッサージ効果が期待できます。
また、手入れもしやすく、軽量なので持ち運びにも便利です。
安価なプラスチック製は手軽に購入できますが、静電気がおきやすく
髪に負担をかけるので、傷んでいるときは避けた方がよいでしょう。
 
   髪のボリュームが多い人におすすめなのが、寝グセを防ぐナイトクリーム。
爆発ヘアの原因は、「乾燥」や蓄積されたダメージによる「うねり」です。

寝ている間に潤いを補給することで、寝グセや乾燥によるパサつきをおさえ、
翌日のまとまりがグンと楽に。ドラッグストアなどで購入できます。
 
  湿気や汗の影響を受けやすい額ゾーン。
外出先で、前髪の一部分だけがうねってしまって直らない!
ということはよくありますよね。

応急処置としては、うねり部分をカーラーに巻きつけるイメージで、
内側にくるくるっとまるめてピンで固定します。5分ほどおけばクセがとれます。