天国の母へ
私の理想の母でした。
賢くて美人で料理が上手でだれからも好かれていた母子供のころ友達から「お母さんきれいね」と言われるとうれしかった。
就職のとき取り寄せた謄本に、実の母は2歳の時病死し、その後育ててくれたことを知った時もショックはなかった。
それほどに愛情をこめて育ててくれていました。
新年を迎える日は、毎年自分のセーターをほどき新しい毛糸を少しプラスして、枕元に手編みのセーターが置かれていましたね。
今でもその時の感動は忘れません。
年を重ねても髪は染め薄化粧をして女を忘れない母。
そんな母に育てられた私は少しでも母に孝行がしたくて看護婦になりました。
結婚して子供たち(3人)に母にしてもらったように手編みのセーターを編みました。
そんな母も80歳には認知症になり私の勤め先の特別養護老人ホームで2年間過ごし、私の顔も忘れてしまいましたが気品は最後まで消えませんでした。
私の顔を見て「看護婦さんきれいだねうちの娘はまだ小学校にいっているけどかわいいよ」と言ったその言葉を聞いた時思わず涙がこぼれました。
私も来年は70歳。
もう少し孫を育ててお母さんに会いに行きますから待っていてくださいね。
大好きなお母さんありがとう。
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