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インタビュー 第1回 北原照久さん (2)


わたしの「イキイキ・ワクワク・ありがとう」

言葉のチカラ、言霊を信じる理由



夢を実現する秘訣を教えましょうか。
「叶」えるという字は「口」に「十」ですよね。つまり思ってるだけじゃ足りないんです。十回といわずいくらでも口に出し相手に伝え、初めて「叶」う。

僕だったら、「口」に「千」とか「万」とか書きたいぐらい。ほかに、感謝の「謝」も「言」に「射」ると書くでしょう。「感謝」は弓を射るように、相手に向かって発信していくべきものなんです。また、「運」は文字通り「運ぶ」もの。こうしてみると、言葉ってすごく面白い。昔の人が言う「言霊」の存在を、僕はすごく感じますね。口から出た言葉には魂が宿ると思うんです。


僕の通っていた中学校は進学校だったけど、自分は落ちこぼれクラスでした。初めてのホームルームで担任が言ったんです。「他のクラスの邪魔をするなよ」。ひどく傷ついて、思いっきり反発しましたね。その結果が、義務教育を退学になるほどのいくつものどん底の体験。そのとき母の言った「これからの人生のほうが長いんだから。出直しはいつでもできる」には、涙が出るくらい感動したんです。

そして高校では「お前はやればできるんだ、すごいな!」と褒めてくれる先生に出会った。つまり僕は言葉によって傷つき、言葉によって救われたんです。そのチカラは僕の実感。言葉には人生を変えるほどの強いチカラがあるんですよ。


別の話をしましょう。口から出た言葉を最初に聞くのは自分自身。ネガティブな言葉が良くないのは、それを自分の耳が一番多く聞いてしまうからです。いつも「バカヤロー」なんて言ってる人は、自分が一番ダメージを受けている。「失敗しそうだ」と思ったりすると自己暗示にかかって、結果も同じになる。「最近ツイてない」と愚痴れば、そのあともずっとツイてない。でもふとネガティブな言葉が口から出ちゃうこともあるじゃないですか。そんなときは「ツイてない…と思ったけどツイてるじゃん!」とか、言い直しちゃえばいいんですよ。

ほんの少し言葉の使い方を変えるだけで、自分の心が変わり、やがて周りも変わっていきますよ。褒められたことで、僕の人生が一変したように、プラスの言葉にはプラスのチカラがある。だから従業員に対しても褒めるべきポイントを見つけ、よく褒め、よく感謝する――僕のような体験を多くの人にして欲しいからです。

いろいろなところから講演を頼まれ、全国を飛び回っています。一番心がけているのは、言葉を架け橋にしてせっかく聞きに来てくれた人の人生を少しでも良くしたいということ。そのために僕は、自分のやってきたことをそのまま話すんです。最高の実例ですからね。たとえば成人式などで最初はざわついていても、真剣に話せば段々会場にも伝わり静かになっていく。なんとアンコールが起きたこともあります。これが言葉のチカラの素晴らしいところですよね。

真剣に伝えることで、相手の心が変わっていく。相手の心に残ると、今度は「ありがとう」という感謝の言葉が返ってくる。言葉によって感謝を表現すれば、出会いが生まれる。言葉には、お互いの人生をより良くするチカラがあります。


年を重ねるごとに人生は良くなっていく

61歳になりましたが、実を言うと僕は今が一番充実していて、最高に楽しい。40代や50代に戻りたいなんてまるで思わないですよ。これまでにつらいこと、痛いこと、悲しいことをみんな経験しているから、もう何が起きても大したことじゃないと思える。歳を重ねるにつれて人生をより深く味わえるんだから、こんなに楽しいことはない。もちろん好奇心が尽きることもないですよ。たとえば僕は、一度の出張で本を2冊は読みます。そこでまた新たな発見があり、興味が広がっていく。


まだまだやりたことはいっぱいありますね。これからの夢は、スカイダイビング、それにゴルフのシングルプレーヤーかな。イメージすると、ワクワクしてくるんですよ。「上手くなったら、あいつにハンデをこれぐらいあげよう」とかね。

毎日の練習はパターを10回連続で入れるまで、と自分で決めました。1分で終わるときもあれば、最高で2時間半ぐらい続けたこともありますよ。ギターの練習も5分間、腹筋は10回を3セット。この3つだけは、やらずに寝ちゃったら、途中で起きてでも続けています。自分で決めたことぐらいはやり遂げる意思がないとダメ。ルールは無理のない範囲で決めればいい。それがコツです。時間はみんなに均等にあるんだけど、ダラダラ流すんじゃなくて、しっかり使いこなさないとね。


サーフィン、ゴルフ、ギター……僕はみんな50歳を過ぎてから始めました。50代では「今はアイドリング期間。還暦からがスタートだ!」と言ってました。そういう風にワクワクすることってすごく大事なんですよ。
  夢を叶えてきたといっても、挫折を感じたことが僕には何回もある。でもそう見えないのはそう見せないからです。100の辛いことがあっても、101の喜びが待っている。そう考えれば、人はどんなことでも乗り越えていけるんです。自分で壁を高くしてはダメです。

僕は大変な局面に立つたびに、プラスに考えるトレーニングをしてきた。そんな最初の一歩を踏み出すためには、いろんなことに興味を持つことですよ。無関心、無表情、無反応の「無」は消した方がいい。きれいな夕焼けを見ても、その感動を共有できない人とは、そのあと一緒に楽しい人生を歩んでいける気がしないですよね。


ある意味、感動や夢を共有できる人との出会いが全てなんです。それによって人生は大きく変わる。
 素敵な人に出会うほど、人生はより良くなりますよ。

そのためには自分の気持ちや波動を上げて、感謝の言葉を口に出すこと。僕はカトリックでも仏教徒でもないけど、自分が「きれいだな」と感じたものには祈りを捧げることで感謝を表しています。そして夢見ることは、人類に欠かせないビタミンのようなもの。夢追い人として生きてきた自分の人生は、僕は全て正解だったと確信しています。これまでにいろんなモノを集めてきていますが、今まで出会った素晴らしい人たちが、僕の究極のコレクションであり、真の財産なんです。

「ありがとう」があるところには必ず運が運ばれてくる。感謝があるから、周りが支えてくれる。だからこれからの人生でも、数えきれない「感謝、ありがとう」を口にすると思いますよ。


年を重ねるごとに人生は良くなっていく

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