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見た目には気を使っているはずなのに、垢抜けない…なんだか老けて見える…そんな風に思ったことはありますか?もしかしたらそれ、ヘアスタイルのせいかもしれません。洋服と同じように髪型にも流行があります。同じ巻き髪でも、2000年代に流行った縦ロールはすでに懐かしいものになっているかも…?2018年の流行を取り込みつつ、若作りにならないヘアスタイルの作り方を、プロのヘアメイクさんに教えてもらいました。
バンタンキャリアスクールヘア&メイク科を卒業後、BAやブライダルヘアメイクを経て、現在ではフリーランスのヘアメイクとして活動。ファッション誌や俳優・タレントのヘア&メイクを担当する傍ら、ヘアメイク育成にも力を入れている。
スタイリングミストは、スプレーして一旦乾かしてから熱を加えてスタイリングすることで、効果が長持ちします。そのとき、ただ乾かすのではなく正しくドライヤーを使えば、仕上がりの良さにも繋がります。
まずは髪全体にスタイリングミストをスプレーします。
レフィーネ スタイリングミスト
分け目をしっかり付けてしまうと、地肌が見えてボリュームが少ない印象になってしまいますし、「今どき感」が出にくくなってしまいます。分け目を立たせるようにして根元にドライヤーの風を当て、根元をふんわり仕上げましょう。
頭頂部・つむじはボリューム感がわかりやすい部分です。つむじの髪を寝かせず、髪を立たせる方向にドライヤーを当て、ふんわり立ち上げるようにブローしましょう。
Nobby マイナスイオン
ヘアドライヤー NB3100
大風速17m/秒×ハイパワー1500Wでパワフルスピードドライ。マイナスイオンはプラスイオンを中和し、キューティクルの傷みを抑えます。
頭頂部の髪を分けとって、ホットカーラーを巻きます。前倒し気味にテンションを掛けながら巻きます。
前髪がある場合は内巻きにカーラーを巻きます。マジックカーラー(サーモローラー)なら巻いて温めるだけなのでとても簡単。パッチリ分けるだけの前髪より、若々しいボリューム感が出ます。
サーモローラー
ジックカーラー・プラスチック・アルミの三重構造で、手早く簡単にヘアアレンジを楽しむ事ができます。遠赤外線の温熱効果で、短時間でのスタイリングが可能。
分け目をくっきりつけてしまうと、地肌が見えるため薄毛っぽく見えてしまい、「老け見え」してしまいます。分け目をジグザグにすることでぼかし、ボリューム感を出します。リングコームの先で、ジグザグを描くように、ラフに分けることがポイントです。
若見えするポイントは、スバリ髪の「ツヤ」!
内側からブラシを使い、テンションを掛けながらドライヤーの風を当てます。髪の根元から毛先へ向かって、キューティクルの流れに沿って梳かしてください。
まずは温風を当てしっかりと髪を伸ばし、その後冷風を当ててください。こうするとキューティクルが閉じ、ツヤが出ます。
「抜き巻き」とは、コテを使ったゆるいウェーブを作る巻き方で、わかめ巻とも呼ばれています。パーマをかけなくても華やかなスタイルになりますが、ポイントは最後の「ほぐし」。エアリー感が出ると若々しい雰囲気に。
(1)毛先を少し残してコテを巻きはじめ、髪の中間あたりまで縦ロールを作るようにしっかりと巻く。
(2)毛先をコテで挟んだまま、手首を使ってコテを回しながら毛束を外していきます。外した髪がねじれて細い縦ロール状態になっているのが正解です。回しながら髪を外していき、毛先まで来たらコテをスッと抜きます。
髪の表面だけ巻くのもOKです。
(3)巻いたあとは、手ぐしを通して縦ロールをほぐし、整えます。
スタイリングミストでしっかりとベースを作ることでニュアンスのあるスタイルがご自宅でもできます。いつものヘアスタイルに飽きたら、ぜひ試してみてくださいね。