ライフスタイルと毛髪『よく噛むことについて』
食事をするときは、両側の歯で良く噛んで食べることは、とても大切なことです。左右均等に 最低30回は噛んでください。片側だけで噛んで食べると顔の歪みを促進することになります。
左右均等に噛むためにも、虫歯などのトラブルは、なるべく早く治療するようにしてください。
食べ物を良く噛むと咀しゃく筋が活性化し、それに連動して扁桃腺の働きも活発になります。 顔の骨、頭蓋骨、あごの骨と歯には、多数の関節があり、哺乳動物のみがこれらの関節で 白血球造血を行っています。
また、この関節群は適度な刺激を受けると活発に白血球造血を 行っています。よく噛めば、元気な白血球がたくさん作られ、バイ菌やウィルスを撃退する力も 強くなります。これは、頭痛や肩こりにも影響します。
ちなみに、よく噛むことで出る唾液に含まれるペルオキシターゼには、食品中の発ガン物質の作用を大幅に抑える作用や、 食品添加物・防腐剤などの化学物質を解毒する作用、さらに食中毒に対する防衛作用もあります。
歯は、30~100kgまでなら、日常の咬合力に耐えられますが、その1,000分の1~2,000分の1程度の横からの力で簡単に移動してしまいます。
だからこそ、歯列矯正が20~70g位でできるのです。このことからも、両側でしっかり噛み、 寝るときは仰向けに姿勢をとり、歯が変形しないように努力することも健康にはかかせません。