ライフスタイルと毛髪『生活習慣と健康について-③』
なぜ、冷たいものを飲んだり、食べたりしてはいけないのか―というと、体温が一定以下に下がると、恒温動物は死んでしまうからです。 冷たいものばかり飲食している『冷中毒』(れいちゅうどく)が、多くの病気を作り出してしまいます。(脳炎・脳症・糖尿病・肺炎・ぜんそく・リウマチ・潰瘍性大腸炎などです。) これらはすべて腸の常在菌(大腸菌)が各組織、器官の細胞に入って、細胞内感染症を発症したために起こっているのです。白血球がバイ菌の運び屋になって全身を巡り、結果的に科体のさまざまな組織や臓器の細胞群にバイ菌が巣食い、そこにアトピーができることによって起こる症状です。 その症状の出た部位によって病名が決まるだけで原因はすべて同じなのです。ちなみに、水は宇宙でもっとも熱容量の大きい物質です。冷たい水を飲むと、水が熱を奪ってしまい体温が下がります。からだを温めるためのエネルギーが水に奪われてしまいます。冷たい水やアイスクリームを36.5℃に温めるために生命エネルギーを無駄遣いして命を削ってしまうのです。 この生命エネルギーの無駄遣いが、体調を崩し、病気の発端を作っています。 なぜ、病気になるのか―の大きな原因と考えられます。エアコンやアイスクリームなどで、からだが冷えすぎると、うつ病になるともいわれています。冷たいものの摂取は、ほどほどにして、夏を過ごすようにしてください。
(西原克成著 「6つの生活習慣でガン。難病を治す」を参考にしています。)