|
紫外線は5月から増え、6月には真夏と同じくらいになるといわれています。夏になる前から、日焼け止めを使いましょう。忘れがちなのが髪と頭皮。髪や頭皮にはスプレータイプが使いやすいですが、日焼け止めには「紫外線吸収剤」が使われていることがあり、このアレルギーを持つ方は注意してください。髪の分け目にはお肌に使うのと同じクリームタイプでも良いでしょう。夜には、シャンプーで髪と頭皮についた日焼け止めをしっかりと落としてくださいね。
アミノ酸の結合が紫外線によって分解されてしまうため、
枝毛や切れ毛ができやすくなってしまいます。
髪の表面にあるキューティクルは剥がれやすく、そこから水分が奪われ、髪の内部が乾燥してしまいます。乾燥によるパサつきが出てきます。
髪色を決めるメラニン色素が、はがれたキューティクルから流れ出して少なくなってしまうと、髪が色あせてしまい、傷んで見えたり老けて見えてしまうことも。
トリートメントで保湿&コーティング
紫外線の影響でパサついてしまった髪は水分が不足しています。正しいトリートメントで保湿してください。またお出かけ前には保湿した髪の水分を逃さないため、洗い流さないトリートメントで髪をコーティングしてあげることも大切です。一本一本をコーティングしてあげることで髪を外的な刺激から守る効果もあります。
濡れっぱなしも、高温ドライも傷みの原因に
洗髪後、ドライヤーは髪が傷むからと自然乾燥させる方もいらっしゃいますがこれはNG。濡れたままの髪がこすれるとキューティクルが傷みやすくなります。また頭皮も生乾きでは雑菌が発生してしまうので、タオルでしっかりと水分を取った後はドライヤーで乾かしましょう。その際、乾きやすいからと高温の風を当て続けるのもNG。低温の風をキューティクルの流れに沿って当てるとツヤもUP。
髪色が褪せると老けて見える?
紫外線の影響で、髪が退色して白茶けてしまうことがあります。カラーによる茶髪は魅力的ですが、退色してしまった髪は白髪にも見えてしまいます。そんな髪には、カラーと傷みを補修するカラートリートメントが最適。頭皮ケア機能のあるものなら、髪と一緒に頭皮へのケアも出来るのでおすすめです。
監修:星野公代(スヴェンソン 技術指導担当美容師)
ヘアケア専門店レフィーネ
体の冷えは血行不良の元。頭皮の血行が悪くなると、栄養分がいきわたらず健やかな髪が生えてきません。身体を温める作用のある根菜は積極的に摂取したいですね。また、髪の元になる良質のたんぱく質は、美しい髪に必須の栄養素。身体を温める根菜であるじゃがいもと、良質なたんぱく質を含む鶏のもも肉を使ったレシピです。
詳しいレシピはコチラ!
うなぎに含まれる「亜鉛」は毛髪の成分であるケラチンを生成するために必要な栄養素ですが、体内で生成することが出来ないため、食物から摂取する必要があります。また、レンコンも亜鉛やカリウムや鉄分などのミネラルが豊富。他にも粘り成分である「ムチン」は消化を助ける働きがあります。それから、切り口が黒ずむ原因となる「タンニン」はポリフェノールの一種で、その成分には抗酸化作用や抗菌作用があるので頭皮にも良いと言われています。身体を温めたり、美肌効果、風邪予防など様々な効果がある食材です。
詳しいレシピはコチラ!