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私たちの皮膚は、肌の奥のほう(真皮)で作られた細胞が、上部の細胞を押し上げ、表面の細胞が垢になってはがれおちることで、新しく生まれ変わっています。この、皮膚が生まれ変わる周期(ターンオーバー)は約1ヵ月。つまり今のあなたの皮膚は紫外線がキビシイ季節に作られたものなのです。紫外線を浴びると、皮膚はダメージを食い止めるために角質を厚くします。すると、今度は角質が厚くなりすぎて、ターンオーバーがスムーズにいかなくなってしまうのです。陽射しがサンサンと降り注ぐ真夏は、しっかり日焼け対策をしているつもりでも、紫外線の影響は受けているもの。そう考えると、秋のお肌がなぜゴワつくのか、わかりますよね。
紫外線をたっぷり浴びた皮膚は、肌の中に大量のメラニンを作ります。そのままだと、確実にシミ予備軍ですが、正常な代謝を促せば、くすみやゴワつきが解消されます。角質ケアは、ピーリング石鹸やジェルを週2~3回ほど、代謝が活発になる入浴中に行うとよいでしょう。また、角質ケア後は、肌に穏やかな洗顔料を使い、しっかり泡立ててこすらずに汚れを落とします。タオルを使う時も、優しく水分を吸い取らせるように押し当てましょう。
湿度の高いバスルームは、肌が柔らかくなり、毛穴の汚れも浮くので保湿タイムとして最適。
いつもより浸透が高まり、もちもちの潤い肌が期待できます。
お湯に浸したタオルをきつく絞り、1~2分顔にのせて毛穴を十分に開く。
乾燥肌の人はオイル、脂性肌タイプはスクラブクレンジングでTゾーンを丁寧にマッサージ。人差し指と中指をくるくる回しながら、詰まった角栓を浮き上がらせましょう。
浴室を出たら、化粧水を染み込ませたシートで潤い成分を浸透させましょう。1つ100円程度のパックでもOK。お風呂の保湿効果で翌朝のお肌はぷるぷる!
ツヤを失った髪は老けて見える最大要因。切れ毛、パサつきは絶対NGです。
家庭でできる集中ケアで、髪の補修を行いましょう。
トリートメントは普段使っているものでOK。普段より多めに髪の毛全体に馴染ませたら、お湯で濡らして固くしぼったタオルか、ヘアキャップを巻いて5分おきます。
トリートメントを頭皮につけるのはNG。毛穴を詰まらす原因になります。蒸らした後は、しっかり洗い流しましょう。
枝毛や切れ毛が多い場合は、洗い流さないタイプのトリートメントやオイルを使いましょう。栄養を浸透させ補修する効果のある、たんぱく質やアミノ酸が含まれるものがオススメです。
濡れた頭皮は雑菌がつきやすいので、必ずドライヤーでブローします。冷風と温風を切替え、乾いたときに髪の毛に熱が残らないようにすると、熱による痛みも防げます。
20種のボタニカル(植物)成分が、髪1本1本にしっかりと潤いを与えます。ノンシリコンなのに指どおりがよく、しなやかでまとまりのある仕上がりを実現。
ノンシリコンでさらさらとまとまる素直な髪へ。
使い続けるとダメージを防ぎ、髪の毛に差をつけます。
じっくり染めて、しっとり艶やか。
カラーリングの効果を最大限に。
身体が温まり、代謝が促進されるバスタイムは、疲労を回復させる絶好のチャンス。
また半身浴などで湯船に使っている間はつかの間のフリータイムです。忙しいレフィーネ世代にはセルフメンテナンスを行う格好の時間です。
バスタイムを有効活用して、秋のおしゃれと健康にお役立てくださいね。